推し
【神奈川の甘酒4選】さまざまなスタイルで味わおう
【米の花】地元の米だけで作るこうじ屋 サツマイモの甘酒はまるでスイーツ
- 米の花(茅ケ崎市)
2020年12月26日公開 | 2020年12月24日神奈川新聞掲載

日本の伝統構法「石場建て」の店内は、ヒノキに似た爽やかな香りが広がる。「仕込んだばかりのこうじの香りです」と体験農園リベンデル代表でこうじ職人の熊澤弘之さん(40)がほほ笑む。2019年に開店した、地元の米だけで作るこうじ屋。4種の甘酒や塩こうじ浅漬け、仕込み期間の違うみそが味わえる「糀(こうじ)色々」(500円)が楽しめる。
体験農園で作った在来種大豆でのみそやしょうゆ造り体験が評判になり、こうじを自分で作りたいと全国各地を回った。「こうじ屋がある町はなぜかいい町だった」と振り返る。こうじ用の米も日本古来の道具「甑(こしき)」で蒸したいと、おけ屋に教わりながら自作した。


甘酒は素材によって味が変わり、米と水のみで作る甘酒はすっきりとした甘味。押し麦は麦の香ばしさが特徴。小豆は渋みが残る大人の味。皮ごとふかしたサツマイモの甘酒はスイーツのようだ。季節の野菜に塩こうじをまぶしただけの漬物がいい口直しに。「甘酒やみそを作る人が増えてほしい。生きたこうじを味わって」と呼び掛ける。
ワークショップ

贅沢味噌(ぜいたくみそ)3キロ3千円から。ひしお(しょうゆ)4リットル2千円。1人から参加可能。2営業日前までに予約。
持ち帰り

甘糀(甘酒)は米と小豆の2種500円、糀800円、塩糀500円。
※入店の際は靴を脱ぎ室内履きに履き替える。
米の花
住所 | 茅ケ崎市矢畑201 |
---|---|
アクセス | JR茅ケ崎駅北口からバスで登象下車1分
|
営業時間 | 午前10時~午後5時。火・木・土曜営業 |
定休日 | 27日~1月8日休み |
備考欄 | [メール]sizenbiyori@yahoo.co.jp |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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