気になる 日本酒立ち飲みバー「醸醴(じょうれい)」 ジャズをBGMに静かに「音楽と日本酒を楽しむ日」提案
- 醸醴 Joe Ray(川崎市麻生区)
- 2021年1月14日 神奈川新聞掲載

2018年にオープンした日本酒立ち飲みバー「醸醴(じょうれい)」が、毎週土曜にジャズをBGMで流して会話を控える「音楽と日本酒を楽しむ日」を提案している。普段は日本酒好きがマスクを着用して話に花を咲かせているが、「この日は静かに、リラックスして日本酒を味わってほしい」と、店主の米野守さん(53)は話す。

銘柄にはこだわらず、米のうま味を重視している蔵の日本酒を常時30~50種揃える(90㍉㍑380円~)。グラスは味や香りに合わせて3種、燗(かん)は錫(すず)のとっくりに温度計を挿して提供する。「グラスの形や、お酒の温度が1度違うと味は変わる。甘口辛口で分けるのは、もったいない飲み方」と笑う。

以前は会社員だった米野さんは、栃木県さくら市の蔵元「仙禽(せんきん)」を飲み、日本酒に心を奪われた。昨年には石川県の西出酒造で「春心」の醸造にも携わったという。「職人が造る日本酒は伝統工芸品のようなもの。魅力やおいしさ、楽しさをもっと広めたい」と、熱く語った。



醸醴(じょうれい)
住所 | 川崎市麻生区上麻生3の22の20 |
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アクセス | 小田急線新百合ケ丘駅徒歩9分<br />
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電話 | 070(1461)6008 |
営業時間 | 午後5時~7時半(酒類の提供は同7時まで、短縮営業中) |
定休日 | 日曜祝日と、時短営業要請中は水曜休み |
公式HP | https://joeray.business.site/ |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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