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推し 湘南ビーチFM、震災の教訓を生かし有事の対応に力

  • 湘南ビーチFM(逗子市)
  • 2021年8月30日 神奈川新聞掲載

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新スタジオで放送をするパーソナリティーの森川いつみさん。発災時には常時スタッフ3人が駆けつけられるような体制を整えている
新スタジオで放送をするパーソナリティーの森川いつみさん。発災時には常時スタッフ3人が駆けつけられるような体制を整えている

 首都圏で最初のコミュニティー放送として開局し、ジャズや米国のオールディーズなどの音楽番組を24時間放送している「湘南ビーチFM」。2011年の東日本大震災発災時には、すべての音楽番組を止めて翌日深夜までの33時間以上被害状況などを流し続けた。県域放送局では流さない丁目単位の計画停電も事細かに放送。リスナーからも感謝の声が届いたが、海岸を目前にしたスタジオの立地には不安が残った。


葉山マリーナにあったスタジオ。1993年の開局から2013年に逗子市池子に移転するまで20年にわたる拠点となった
葉山マリーナにあったスタジオ。1993年の開局から2013年に逗子市池子に移転するまで20年にわたる拠点となった

 「スタッフの安全確保と有事の際に対応できるように」。創業者であり会長のジャーナリスト・木村太郎さんの指揮のもと、13年には葉山マリーナにあったスタジオを内陸の逗子市池子へ移転。震災の教訓を糧に、停電時に備えて自家発電装置を設置した。警報発令時に行政や消防からの放送を瞬時に取り込む「割り込み放送システム」やスタジオに駆けつけられない時でも携帯電話から放送できる仕組みを導入した。代表の尾前芳樹さん(57)は「地域の細かい情報を伝えるのがコミュニティーFMの役目」と力強く語る。


移転時にスタジオ裏に設置した自家発電装置。停電すると自動的に自家発電に切り替わる
移転時にスタジオ裏に設置した自家発電装置。停電すると自動的に自家発電に切り替わる

 19年の大型台風を機に始めたビーチクリーン活動には多くのリスナーが賛同。「近年の気候変動は災害のもと。防災には直結しないかもしれないが、海への感謝を忘れずに環境問題への意識向上のために続けたい」。

【関連記事】マリンFM、横浜ハンマーヘッドにサテライトスタジオ


地元団体と協力して行っているビーチクリーン「LOVE THE BEACH]での様子
地元団体と協力して行っているビーチクリーン「LOVE THE BEACH]での様子

湘南ビーチFM

住所 逗子市池子2の5の6
アクセス 京急線神武寺駅徒歩6分
電話 046(870)3313[FAX]046(870)3323[メール]letter@beachfm.co.jp
公式HP https://www.beachfm.co.jp/
備考欄 放送エリア:逗子・葉山を中心に、広く湘南地方をカバー。インターネット聴取可能

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。


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