うまい パン店併設しリニューアルオープン、カフェくもい(川崎市幸区) 健康志向食パン2種、コラボのパンも
- カフェくもい(川崎市幸区)
- 2021年12月2日 神奈川新聞掲載
川崎市幸区にあるカフェが11月20日、パン店を併設してリニューアルオープンした。北海道産の小麦を使用した香ばしいパンの数々のほか、健康志向の食パン2種を販売し、注目を集めている。

医療機器製造販売の「アークレイ」(京都府)が保有する機能性食品素材を食パンに使用。「健康食パン~ハーブのちから~」(1斤450円)には、ローマンカモミールなど抗糖化作用があるとされる4種のハーブでできた「AGハーブMIX」を生地に練り込んだ。全粒粉が香ばしいパンを楽しみながら、肌のハリや弾力など美肌効果が期待できるという。温州みかんが原料の「クリプトベータ」を使った「健康食パン~みかんのちから~」(同)は、肝機能障害やメタボリック症候群を気にする健康志向の人にお薦め。鮮やかな色合いでオレンジピールが香り、子どもも食べやすい味わいだ。

店長の今井恵さんが営んできた「カフェくもい」は、今年オープン6周年。近隣のファミリーを中心に、地元に愛されてきたが「コロナ禍でテークアウト需要を感じた」と話す。隣のテナントが空いたことをきっかけに、弟の坂本卓馬さんを店長にベーカリーを開業した。自宅でパン教室の講師をしながら、カフェでもパンを焼いていた母・坂本良子さんが両店のオーナーとなり、家族で和気あいあいと切り盛りする。


同じ商店街にあるカレー店「バハ・マール」とコラボした「塚越カレーパン」(320円)や、川崎市宮前区にある「大木養鶏場」の卵を使った「こだわりたまごサンド」(280円)など、安心でおいしいパンの数々は、購入してカフェで食べることもできる。「気軽に立ち寄ってほしい」と3人は笑顔で呼び掛ける。

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