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冬の定番♡今夜はおでん
小田原おでん本店(小田原市)でいただくおでん だしは潔くカツオと昆布と塩のみ
- 小田原おでん本店(小田原市)

老舗かまぼこ店が作るオリジナル練り物、老舗豆腐店や精肉店の食材、市民からアイデアを募る「おでん種コンテスト」から形になったおでん種を、梅みそでいただく「小田原おでん」。17種からはじまり、現在45種。そのすべてが並び、〝オール小田原〟の新たな食文化を定着させるため2006年に開業したのが「小田原おでん本店」だ。

「おでん屋はだし料理屋」と話すのは代表取締役の露木一郎さん。だしは潔くカツオと昆布と塩のみ。主役であるかまぼこ店が作る練り物のうま味と調合され、まろやかな深い味わいになる。

お薦めは「牛すじ丼ランチ」(1760円)。おでん5種が選べ、前菜、梅ジャムをかけたアイスがつく。牛すじは4日かけて味噌(みそ)で煮込む。半分ほど食べたところでおでんだしをかけるだし茶漬けは絶品だ。それぞれの最適な時間を見極め煮込まれた練り物は、素材の味が際立つ。11~2月には、おでんのために農家が育てた大根が登場し、だしを存分に含んだ1品はファンも多いという。
舞台演出などさまざまな職種を経てきた露木さん。「おでん種それぞれの個性をどう生かすか、まるで役者を見ているよう。小田原を感じ、心に残る時間を作りたいという気持ちで鍋前に立っている」と話した。

小田原おでん本店
住所 | 小田原市浜町3の11の30 |
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アクセス | 小田原駅からバスで唐人町下車3分
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電話 | 0465(20)0320 |
営業時間 | 午前11時半~午後9時L.O.(同2~4時中休み) |
定休日 | なし |
公式HP | http://odawaraoden.com/odenkai/xiao_tian_yuanodenmappi.html |
備考欄 | 個室あり(営業時間が部屋により異なる。要予約) |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
2021年1月3日公開 | 2021年12月18日神奈川新聞掲載
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