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気になる 風間杜夫が落語会に登場 3月横浜にぎわい座

 数々のドラマや舞台で活躍する風間杜夫が3月14日、横浜にぎわい座(横浜市中区)の落語会に登場する。2004年から毎年開いている恒例の会だ。「横浜にぎわい座での会はいつも熱心な落語ファンが来てくれる。高座に上がらせてもらえることをうれしく思っています」と顔をほころばせる。


今後覚えたいネタの一つは「大工調べ」。「威勢のいい話。江戸前のたんかをきってみたいですね」=東京都内(撮影・立石祐志)
今後覚えたいネタの一つは「大工調べ」。「威勢のいい話。江戸前のたんかをきってみたいですね」=東京都内(撮影・立石祐志)

 8歳から子役として活躍、俳優として多くの代表作を持つ風間だが、00年頃から落語家としても活躍している。横浜にぎわい座の落語会では柳家喬太郎が助演することが多いが「喬太郎師匠の後に出るのは大変なんですよ」とこぼす。「古典落語でも新作落語でも客を存分に沸かせて『あとはお待ちかねの風間杜夫さんです』とプレッシャーをかけてから高座を降りてくる。魅力的で謙虚な方だけど、高座では容赦しないんですよね」と笑う。

 「子どもの頃からラジオやテレビ、寄席で落語に触れていた」という落語通。「円生師匠や志ん生師匠、先代の金馬師匠の『藪(やぶ)入り』も最高に面白かったなあ」と懐かしそうに振り返る。明治の落語家たちを描いた「すててこてこてこ」(1996年)のほか、「居残り佐平次」(2002年)など、落語をモチーフにした舞台へも数多く出演しており、俳優としても落語との縁は深い。

 笑福亭鶴瓶の誘いを受け、テレビ番組で「堀の内」を演じたのは1997年。その後、立川談春の独演会に招かれ、初めて人前で落語を披露したという。「若旦那が銭湯の番台でいろいろ妄想する『湯屋番』を披露しました。『火焔太鼓(かえんだいこ)』など、笑いの多い滑稽話が好きですね」と明かす。




 複数の人物を表現するため顔の向きを変える「上下(かみしも)」の振り分けは柳家花緑に教わったというが、いずれのネタもすべて独学。古今亭志ん朝の音源を文字に起こしたものを自身の声で録音し、聞いて覚えるという。「志ん朝師匠の声や歯切れの良さ、艶っぽさ、テンポが大好き。所作も師匠のDVDで覚えました」と憧れを込めて語る。

 高座では「風間杜夫という噺家(はなしか)を演じている感覚」だというが、演劇のような舞台転換や衣装替えもなく複数の場面・人物を演じ分ける落語には独特の面白さがある。「座布団の上に座ったきりで、小道具も扇子と手拭いだけ。まさに語りの芸ですよね」

 以前は「観客の反応が怖くて」客席の照明を落としていたが、最近は50%程度の明るさで演じられるようになったという。「昔は観客に褒められたいという気持ちが強かったのですが、今は開き直っている。『芸は人なり』と言うけれど、どんな噺を演じても、面白くなるかどうかは結局、演者の人間的魅力に左右されるのだと思います」

 3月14日午後2時開演。全席指定、3200円。チケットは横浜にぎわい座、電話045(231)2515。

2022年1月29日公開 | 2022年1月28日神奈川新聞掲載

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