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金子農園トマトハウス(横浜市泉区)のトマト ジュワッと果汁、爽快な甘み

  • 金子農園トマトハウス(横浜市泉区)

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 「丸ごと頬張るのが1番おいしい食べ方だよ」。園主の金子昇一さん(72)に薦められ、真っ赤なトマトにかぶりつく。ジュワッと果汁が勢いよくはじけ、爽快な甘みが口いっぱいに広がる。格別だ。


かぶりついたトマトはみずみずしく、渇いた喉を潤してくれた
かぶりついたトマトはみずみずしく、渇いた喉を潤してくれた

 相鉄線弥生台駅から歩いて10分ほどの小高い丘の上。金子さんが36年前に開設した農産物直売所「トマトハウス」がある。季節に関係なく安定した品質と収量を維持できるという「水気耕栽培」を開設当時から導入し、行列ができる人気の直売所へと押し上げた。


大学は機械工学専攻で、会社勤めのときに公害防止管理者などの資格を取得した金子さん。「ハウス内の環境管理はこれまでの経験が生かされる」とうれしそうに話す
大学は機械工学専攻で、会社勤めのときに公害防止管理者などの資格を取得した金子さん。「ハウス内の環境管理はこれまでの経験が生かされる」とうれしそうに話す

 水気耕栽培は肥料を溶かした水が循環するタンクに苗を植えるため、土の抵抗を受けずに根が大きく広がって成長、多くの実が育つという。水質も出来栄えを左右するといい、「うちでは深さ100メートル以上掘った井戸水を使用していて、この水のおかげもあって良質なトマトが生産できている。井戸掘りの途中で貝殻がたくさん出てきたから昔は海だったのかもね」と金子さんはほほ笑む。

 トマトは広さ1014平方メートルの4連棟ハウスで約2千本を栽培。大玉の「桃太郎ピース」とミニトマトの「千果」を手がけている。


ミニトマト「千果」
ミニトマト「千果」

 金子さんは大学卒業後、10年間のサラリーマン生活を経て実家で就農。父親と野菜の露地栽培に励んでいたが、「ほかにも自分に合った野菜や栽培方法はないだろうか」と探していたところ、水気耕栽培の本に出合った。「これだ!」と思い立ち、すぐに兵庫県の生産現場を訪ねたという。「水気耕栽培が今ほど一般的ではなかった時代に導入を即決した。周囲からは変人奇人と言われたっけ」と当時を振り返って苦笑い。

 今もなお、ハウス内の環境整備に余念が無い金子さん。「これまで以上に『おいしい』と喜んでもらえるトマトを育てていきたい」と情熱を傾ける。



お薦め品

トマト「桃太郎ピース」 1キロ600円
箱詰め        4キロ2500円
ミニトマト「千果」200グラム230円
※現在はキャベツも販売。今後はジャガイモ、ソラマメ、トウモロコシなども並ぶ。

ここで買える


金子農園トマトハウス

住所 横浜市泉区弥生台74の12
アクセス 相鉄線弥生台駅徒歩10分
電話 045(804)7800
営業時間 直売所は毎年10月~翌年6月に営業。午前10時~午後2時(売り切れ次第終了)
定休日 月曜
備考欄 駐車場あり

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。

2022年5月12日公開 | 2022年5月12日神奈川新聞掲載

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