とれたて
花苗 野菜苗
花工房しまざき(相模原市緑区)の花苗、野菜苗 夫妻の“一手間”で美しく育った花々 魅了されること請け合い
- 花工房しまざき(相模原市緑区)

相模川にほど近く、連なる山々を望む城山地区で約50年続く「花工房しまざき」(相模原市緑区)。6万7千平方メートルの敷地で一年草を中心とした花苗や野菜苗の育成・販売を行っている。
この時季、広い売り場でひときわ目を引くのが1鉢でも豪華に咲くサフィニア。開花期間が4~10月と長く、色鮮やかな大輪の花をつけるものや、花びらにユニークな模様が現れる「サフィニアアート」など、種類も豊富。ガーデニング初心者でも育てやすい品種だ。
同園では9センチのポットで仕入れた苗を13センチのポットに入れ替えし、伸びてきた茎を2回摘芯した上で販売する。切った部分から新芽が出て枝数が増し、花数も増えるため、苗は全体的にボリュームがある。

「園芸百姓」として質の良い花栽培にいそしむ傍ら、近隣の公園花壇のデザインやプロデュースなども行う2代目オーナーの嶋崎史浩さん(47)。県立津久井湖城山公園に咲き誇るルピナスも嶋崎さんが手掛けたものだ。
「購入時のきれいさより、お客さんが植え替えた後に、より花を楽しめる状態にしてあげたい」と妻・留美子さん(60)とともに、取り扱う苗の状態を見極めながら必要な作業を施す。

「種類ごとの特徴を理解し、ポイントをおさえた一手間を加えれば長く良い状態を保てます。でも、いずれ枯れてしまうのは仕方がない」と嶋崎さん。「育て方についての相談はもちろんお答えしますが、皆さんお花をもっと気楽に、カジュアルに楽しんでいいと思いますよ」と語る。
店頭ではマリーゴールドやサルビアなど、普段寄せ植えなどで目にする花々が驚くほど生き生きと咲いている。毎年10月にはパンジー狩りも開催。足を運べば嶋崎さん夫妻の“一手間”で、丈夫に美しく育った花々に魅了されること請け合いだ。

お薦め品
サフィニア 550円~
ゼラニウム 780円~
セントーレア・イエローサルタン 680円
ここで買える
花工房しまざき
住所 | 相模原市緑区城山4の7の53 |
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アクセス | 橋本駅からバスで都井沢下車4分
|
電話 | 090(8009)1818 |
営業時間 | 午前9時~午後5時 |
公式HP | https://www.facebook.com/profile.php?id=100062974671722 |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。
2022年6月2日公開 | 2022年6月2日神奈川新聞掲載
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