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　森のようにこんもりと緑に覆われたロケーション。店先さえまるで、草木が自然発生したかのような野趣あふれる装いだ。

　大倉山の綱島街道沿いにある園芸店には、自然に近い庭造りがかなう宿根草や野草を中心に３００種類以上の植物がそろう。

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　「都市部でも生き残っていける丈夫な植物を厳選しています」と話すのは代表の三輪善昭さん（５０）。造園を手がけるガーデナーであり、個人宅や地域の庭造りから植栽デザインまで、さまざまな要望に応えてくれるスペシャリストだ。

　三輪さんのセレクトする珍しい植物を求めて、遠方から訪れる園芸ファンも少なくない。

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　ガーデニング資材や関連書籍、多肉植物も充実。シンプルで使い心地の良いアパレル類や作家ものの雑貨・食器など、暮らしを彩るハイセンスなアイテムも多数販売する。植物を通して、環境や生き物について学べる、学校のようなコミュニティーも計画中だ。

　楽しいグリーンライフの秘けつを三輪さんに尋ねると、「自分に合った植物を探し続けること」ときっぱり。「失敗しても諦めず、煩わしさも楽しむことで、自分に適した植物に出合えますよ」と笑顔で話してくれた。

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2022年6月9日公開　｜　2022年6月9日神奈川新聞掲載

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