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開館15周年 生誕120年 猪熊弦一郎展
- 横須賀美術館(横須賀市)

独特の表現と色使いの作品を手がけ、現代日本を代表する洋画家・猪熊弦一郎(1902~93年)。生誕120年を記念し、画家の全貌に迫る展覧会。
猪熊は、東京美術学校で藤島武二に師事。戦前はパリ、戦後は東京、ニューヨーク、ハワイと拠点を移しながら活動した。デザイン分野でも多くの作品を残し、50年に手がけた三越の包装紙「華ひらく」は、現在も親しまれている。
展示は、画家本人から寄贈を受け、約2万点を所蔵する丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川県)の協力で、初期の絵画作品から、壁画やパブリックアート、デザインに関する資料、身近な素材で作ったオブジェなど約100点が並ぶ。
国内外で活動を続ける中で具象から抽象へと画風が変化していった猪熊。晩年はその枠を超えた作品に取り組み、90歳まで精力的に制作を続けた。その創作の軌跡を一覧できる。
※11月6日まで。一般1300円ほか。問い合わせは同館、電話046(845)1211。
2022年10月28日公開 | 2022年10月28日神奈川新聞掲載
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