推し
包まれた幸せ
取っておきたくなるパッケージ 藤野良品店の「里山クラフトチョコレート」

紙包みを開くと芳醇(ほうじゅん)な香りが漂う。アフリカ・タンザニアで有機生産したカカオ豆を地元の炭で焙煎(ばいせん)した「里山クラフトチョコレート」(1100円~)は、人と自然が共生する旧藤野町の工房「藤野良品店」で作られている。
凹凸がある優しい手触りの包装紙には、山野草が咲く野山を歩くつがいのキジを太陽が照らす絵と、両脇にはタンザニアをイメージした伝統文様が描かれている。

藤野地区にあるアート作品「緑のラブレター」の姿も。美しい風景は、同地区在住のアーティストが手がけた。
「『藤野・タンザニア・カカオ』をイメージしてデザインしてもらった絵柄なんです。実際にこの町で目にできる風景ですよ」と代表の柳田真樹子さん(47)。環境に配慮し、地域の人が一つ一つ包んでいる。「小さな町の、人とのつながりでできたチョコレートです。手に取ることでふるさとを感じてもらえたら」
藤野良品店:相模原市緑区名倉2826の1。車で、中央自動車道相模湖ICから約10分。HPはhttps://fujinoryohin.handcrafted.jp/ 電話042(682)0125。藤野観光案内所 ふじのね(JR中央線藤野駅徒歩1分)、さがみはらアンテナショップ sagamix(小田急線相模大野駅徒歩3分)でも販売中。価格は店舗により異なる場合がある
2022年11月28日公開 | 2022年11月26日神奈川新聞掲載
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