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　横浜市出身の声優、野村道子が企画、プロデュースを務める朗読歌劇「椿姫～不滅の恋～」が１４、１５日、同市磯子区民文化センター杉田劇場で開催される。人気声優とオペラ歌手がコラボしたユニークな舞台だ。

　「サザエさん」の磯野ワカメ役や、「ドラえもん」の源静香（しずか）役などを長く演じたオペラ好きの野村が、アニメに親しむ若い世代にも、劇場に足を運んでほしいとの思いで構想段階から携わった。

　青年貴族アルフレードとパリ社交界で人気の高級娼婦（しょうふ）ビオレッタが織りなす真実の愛を描いたベルディのオペラ「椿姫」を日本語で書き下ろし、人気声優による朗読劇と、オペラ歌手のアリアが融合した舞台を作り上げた。

　出演は声優の池澤春菜、福山潤、中尾隆聖、はやみけい、ソプラノの冨平安希子、テノールの大田翔ら。ピアノ・編曲・音楽構成は谷合千文。上演台本、演出は吉田知明。

　両日とも１日２回公演で、午後１時、同５時開演。全席指定、一般６千円。問い合わせは同劇場、電話０４５（７７１）１２１２。

2023年1月10日公開　｜　2023年1月9日神奈川新聞掲載

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