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もうすぐバレンタインデー
一度は食べたい絶品チョコ Nama Gateau Au Chocolat（小田原市）
厳しい基準をクリアした高品質なチョコレートとバター、卵のみで作る、生チョコのような滑らかな口溶けが特長の「生ガトーショコラ」。
手がけるのは、「Nama Gateau Au Chocolat」（小田原市）代表の柳下龍介さん（３４）と、学生時代からの友人で五つ星ホテルで経験を積んだシェフの増井睦さん（３３）。
貧困や児童労働を余儀なくされているカカオ農家に収益を還元したいと、ベルギーに本社を構える企業のプログラム「カカオ・トレース」に賛同し、そのチョコレートを１００％使用。
柳下さんは「カカオや生産者の存在をダイレクトに感じてもらえるよう、カカオ本来のフルーティーさや渋みといった複雑な味わいが生きる配合にこだわった」と自信を見せる。
柳下さんは７年前、温浴施設のテレビに流れるバングラデシュの子どもたちの過酷な生活環境と、目の前でくつろぐ日本人とのギャップに衝撃を受けた。
現地にも足を運び、「自立を促し、持続的に支えられる商品で貢献したい」と考え、出身地の小田原に拠点を構えて誕生したのが生ガトーショコラだ。
バレンタインには限定パッケージで、メッセージカードを添えるサービスも行う。
「生産者とお客さまの幸せを考え、真摯（しんし）に応えていきたい」と柳下さん。
Nama Gateau Au Chocolat：「生ガトーショコラ」は１本３００グラム３千円。購入・問い合わせはＨＰから。NEWoMan YOKOHAMA６階「2416MARKET」でも取り扱う。
2023年2月4日公開 ｜ 2023年2月4日神奈川新聞掲載
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