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緑ケ丘女子高校を卒業
デビュー45周年 渡辺真知子、4月に地元・横須賀に凱旋
- 横須賀芸術劇場(横須賀市)

「かもめが翔(と)んだ日」などのヒット曲を持つシンガー・ソングライターの渡辺真知子が、デビュー45周年を記念したコンサートツアーを行っている。4月8日には横須賀市の横須賀芸術劇場で公演。「今の私は横須賀の町があってこそ」と、地元や曲への思いを語った。
渡辺は1977年、自身が作詞・作曲した「迷い道」でデビュー。抜群の歌唱力で数々のヒット曲を送り出している。
ツアーのテーマは「青空に誓って」。自曲のタイトルでもあるが、「新型コロナウイルス禍や国際紛争など、不安の多い今こそ自分なりに平和を誓って、祈って、歌いたい」と表情を引き締める。
ステージでは、前半に持ち歌をメドレーで披露。「自分の成長と円熟を表現したい」と選曲にこだわった。後半は、45周年を記念した両A面シングル「二雙(そう)の舟/カナリア」の2曲を聴かせる。
いずれも渡辺が高校生の頃から親しい中島みゆきと縁が深い。「二雙─」は中島が手がける音楽舞台「夜会」のテーマソングで、8分に及ぶ大作だ。「カナリア」は渡辺が「夜会」に客演した際の劇中歌。ワンフレーズだけだった作品を中島が1曲に仕上げたという。「ツアーで歌いながら、歌唱表現と歌心を育てている感じです」と笑顔で話す。
ふるさとの横須賀で思い出深いのは、母校の緑ケ丘女子高校のこと。コンサートでのカーテンコールの恒例、「整列! 気を付け! 礼!」も高校時代に身につけた作法だという。「お世話になった音楽の相原治代先生もまだ現役で教壇に立たれていて、『緑ケ丘流の礼法ですね』と。横須賀のステージが楽しみです」
「デビュー45周年記念コンサート2023~青空に誓って~」は4月8日午後4時半開演。全席指定6300円。問い合わせは横須賀芸術劇場、電話046(823)9999。
2023年2月20日公開 | 2023年2月20日神奈川新聞掲載
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