推し
人気はピーナッツソフト
解体予定の蔵をリノベ 落花生専門店「かまか商店」（秦野市）、カフェ開店
- かまかフェ 楽蔵（秦野市）
明治６（１８７３）年創業の落花生専門店「かまか商店」が店舗隣の蔵を改装し、昨年３月にオープンしたカフェ「かまかフェ 楽蔵（らくら）」。
「築約１３０年の蔵は解体予定でしたが、片付ける中で立派な梁（はり）が残っているのを見てリノベーションを決意しました。いい空間に生まれ変わってくれた」と代表取締役の杉山和史さんは笑顔を見せる。
人気は「オリジナルピーナッツソフト」（４５０円）。ピーナツペーストを練り込んだ香ばしく濃厚な１品だ。
ほかにもピーナツバターと隠し味のバナナをはさんだ「ピーナッツパン」（３５０円）など、ラッカセイの風味を生かした自慢のメニューが並ぶ。
創業以来、〝楽花生〟と名付け、そのおいしさや楽しみを伝え続けてきた同店。「人の集うコミュニティーの場になってくれたら」と杉山さん。
かまかフェ 楽蔵：秦野市曽屋１丁目５の１５。小田急線秦野駅からバスで宮前下車すぐ。午前１０時～午後６時（店舗は午前９時から）。月曜休み。電話０４６３（８１）０００６。
2023年2月25日公開 ｜ 2023年2月23日神奈川新聞掲載
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