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　店主の日比野陽一さん（５３）、友子さん夫婦が２００２年にオープンした洋菓子店。季節を大切にし、現在は春にぴったりの限定スイーツが登場している。

　ショーケースで目に飛び込むのが「白うさぎの苺（いちご）ムース」。春らしいピンク色のムースの上に、イチゴを生クリームで覆ったかわいいウサギがのっている。

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　下段はホワイトチョコを雪のようにまとったロールケーキで、イチゴジャムが巻かれている。生のイチゴを使ったムースと共にフレッシュな甘酸っぱさで、口の中に豊潤な香りを残しながらふわりと溶けていく。

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　「ストロベリーのハートのメレンゲ」「ラズベリーのハートのメレンゲ」はジャムをさくさくのメレンゲにしたような味わい。下から見上げた夜桜をイメージした「夜桜」は桜の花びらをゼリーに閉じ込め、夜空をあんこで表現。やや塩味を感じる和菓子にも似た一品だ。

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　「お菓子作りは、笑顔作り」と陽一さん。手間をかけて作る優しいスイーツで春を堪能したい。

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　パティスリー エド・ヒビノ：川崎市高津区二子１の７の１３。東急田園都市線二子新地駅徒歩２分。水曜休み。電話０４４（８３３）４０１５。午前１１時～午後８時。
※「白うさぎの苺ムース」は毎年２月１日～４月末、「夜桜」は同２月中旬～４月中旬の限定販売。メレンゲ２種は通年販売

2023年3月25日公開　｜　2023年3月25日神奈川新聞掲載

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