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うまい カレー
ご存じですか「ハマクロカレー」 「ハマクロ」ビールに合う味わいです

横浜ビールの「ハマクロ」に合う味わいに仕上げた「ハマクロカレー」
横浜ビールの「ハマクロ」に合う味わいに仕上げた「ハマクロカレー」

 クラフトビールや横浜の食材を使ったレトルトカレー「ハマクロカレー」が、4月から横浜市内で販売されている。廃棄されることの多い材料を有効活用し、地域の魅力発信と資源の循環を両立した「環境に優しいカレー」だ。

 ハマクロカレーは、横浜ビール(横浜市中区)と「無印良品」を展開する良品計画(東京都)が協力、横浜市資源循環局が連携して開発された。

 材料として活用しているのが、クラフトビール醸造の過程で生まれる副産物「モルト粕(かす)」。麦芽の搾りかすで、横浜ビールによると850リットルのビールを製造すると約300キロのモルト粕が出るという。一部は堆肥や飼料などに再利用されているが、焼却処分されることが多い。処分時の輸送の過程で温室効果ガスが排出されるなど、環境負荷が課題となっている。

 ハマクロカレーは、モルト粕を乾燥させパウダー状にして配合。香ばしい風味が感じられる味わいを生み出した。さらに、同社の缶ビール「ハマクロ」に一晩漬け込んだ横浜のブランド豚「はまぽーく」を使用。同市神奈川区で製造されている「岩井の胡麻(ごま)油」を加えるなど、“地元”を意識した商品に仕上げた。モルト粕を混ぜ込んだ再生紙「クラフトビールペーパー」をパッケージに使うなど、味も見た目も環境に配慮した一品になっている。

 横浜ビールでは、直営レストラン「厩(うまや)の食卓」で同社のビールを使ったカレーを提供しているが、モルト粕を使った商品は初めて。同社の担当者は「環境保護のための活動も、わくわくするようなものでないと続かないと思っている。コクのあるカレーを『ハマクロ』ビールと一緒に楽しんでほしい」とPRしている。

 798円。横浜ビールのレストラン「厩の食卓」や同社の通販サイト、同市内の無印良品7店舗(港南台バーズ店、そごう横浜店、コレットマーレみなとみらい店、横浜ジョイナス店、ニュウマン横浜店、星天クレイ店、イオン金沢八景店)で販売する。

2023年5月18日公開 | 2023年5月16日神奈川新聞掲載

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