推し
ケロ!?
愛でる楽しむかわいいカエル いきものカメラマン松橋利光さんが写した蛙

コミカルな動きのアマガエルに、りりしい顔つきのヒキガエル。両生類に爬虫(はちゅう)類、水生生物などを中心に撮影する相模原市在住の〝いきものカメラマン〟松橋利光さん(53)が写したカエルはどれも表情豊かで、みずみずしい皮膚の質感まで伝わってくるよう。


スタジオで撮影する際は個体の健康状態に気を配りながら、フィールドワークでは自然にとけ込み、あくまでも〝カエルファースト〟で撮る。リラックスした状態のカエルをおよそ見たことがないような視点から捉えたショットの数々は、その魅力を存分に表現している。


小学生時代に道保川公園で出合ったカエルに魅了された松橋さん。江の島水族館、相模川ふれあい科学館での飼育員としての勤務を経てフリーカメラマンへ転身し、撮影や写真展の開催だけでなく講演なども行う。現在は固有の動植物が多い奄美大島での活動に注力し、希少種の生態を写した著書には真珠のような卵や神々しい姿のオタマジャクシなどの美しいショットの数々。思いも寄らぬ一面に、読み終わる頃にはカエルファンになってしまうかも。

[HP]http://www.matsu8.com/
著書「くらべてわかるカエル」山と溪谷社、「奄美の森でカエルがないた」アリス館など多数出版

蛙葉堂:相模原市緑区大島11、リリーマート商店街内。橋本駅からバスで内出下車10分。月・火曜休み(水曜が休みの場合あり)。午後1~7時。電話042(783)1081。
2023年6月3日公開 | 2023年6月3日神奈川新聞掲載
オススメ記事⇩

1652年建立、眺めの良い高台にある高石神社。階段を上った先、境内に入ってすぐ左手に小さな池があり、正面には3匹のカ...
高石神社(川崎市麻生区)

相模川をキーワードに淡水魚をはじめとしたさまざまな生物を展示する水族館。相模川の水源から河口までの全長113キロを再...
相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら

世界各国のカエルの置物をそろえる輸入雑貨店。陶器から天然石、木彫り、ガラス製品まで、その数は150種にも及ぶ。ヨガの...
アサ商会(横浜市中区)

鎌倉の静かな住宅街にある隠れ家のようなカフェ。 カエル好きのマスター、五十嵐哲男さんが2010年にオープンした。かつ...
cafe kaeru(鎌倉市)

小学校近くのカエルが目印のおやつの店。社長で長男の久松空さん(22)と、政美さん(49)、正忠さん(49)夫妻の仲良...
おやつ屋カエル堂(平塚市)
この記事に関連するタグ
シェア、または新聞を購入する
- LINE
- URLコピー
- 掲載日付の
新聞を買う
推しまとめ
かながわの地域ニュースなら
「カナロコ」

「神奈川」の事件・事故、話題、高校野球をはじめとするスポーツなど幅広いローカルニュースを読むなら、地元新聞が運営するニュースサイト「カナロコ」がおすすめ。電子新聞が読めたり、便利なメルマガが届く有料会員もあります!