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　肉料理が自慢のイタリアン居酒屋。６時間かけ低温調理するやわらかくしっとりしたローストビーフをメインに、さまざまな料理が並ぶ。「おなかだけでなく、楽しく、気持ちも満たす」店にと店主の三好美樹雄さん（４８）が２００８年に開店した。

　開店当初からある「炎のクリームチーズリゾット」（１３８６円）は、客のほとんどが注文するという人気の品。目の前でフルムーンカットのパルメジャーノ・レッジャーノにウオッカをかけ点火すると、迫力の炎に客から歓声が上がる。

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　「リゾットが冷めないようにと、喜んでもらうため」と、三好さんはほほ笑む。火が収まると作りたてのリゾットを載せ、豪快にチーズを絡める。平塚産はるみ米、サフランや豚のだし、生クリームを使ううまみたっぷりのリゾットを塩味と深みのあるチーズが濃厚に引き立てる。ローストビーフに包んで食べるのもお薦めだ。「相棒とも呼べる料理」という。

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　グラスからあふれるマスワイン、月に３０件を越える予約が入る三好さん自らがイタリア語の誕生歌を歌う誕生祝いも人気。客の笑顔が頭に浮かぶようだ。

2023年7月29日公開　｜　2023年7月29日神奈川新聞掲載

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