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奥深き「おはぎ」の世界 三吉野(横浜市港北区)

  • 三吉野(横浜市港北区)

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 ことしの秋のお彼岸は20日から欠かせない「おはぎ」が多彩な装いで登場しています。昔ながらのものから色とりどり鮮やかなものまで奥深いおはぎの世界をご案内します。



 ずっしりとした重量感と、通常の2倍ほどはある大きさに驚かされる。

 半世紀以上の歴史を持つ老舗の餅菓子店「三吉野(横浜市港北区)」で創業当時から愛され続ける名物のおはぎ。ふわっとやわらかく、とろけるような口溶けが特長で、1個が大きくても、ついつい、ぺろりと平らげてしまうおいしさだ。



 おはぎは全5種類。「こしあん」「つぶしあん」「ごま」のほか、2代目店主の望月裕之さん(54)が、近年の消費者の好みに合わせて考案した4層仕立ての「きなこ」「くるみ」を販売する。

 中でも、じわりとファンを増やしているのが「きなこ」だ。抹茶あん、こしあん、もち米の順で包み、表面にきな粉をまぶした趣向を凝らした逸品で、半分に切ると、きれいな断面が顔を出す。手土産にもお薦めだ。



 同店の大きなおはぎは、山梨県出身の初代が「ハレの日」に祖父母の家で食べていた思い出の味から着想を得たという。望月さんは「口溶けにこだわって作っています。全種類を食べ比べてみてください」とほほ笑む。



三吉野:横浜市港北区菊名1の7の4。東急東横線妙蓮寺駅徒歩1分。午前9時半~午後6時半(売り切れ次第終了)。火曜休みに加え、週1日不定休あり。電話045(431)8856。「こしあん」「つぶしあん」「きなこ」「くるみ」(各288円)、「ごま」(250円)。

2023年9月2日公開 | 2023年9月2日神奈川新聞掲載

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