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　創業１６０年の歴史を持つ日本茶専門店「袋布向春園（たふこうしゅんえん）本店」（大阪府）の日本茶を提供するカフェ。お茶だけでなく、同社が選定した茶葉を使ったスイーツも人気で、香ばしいほうじ茶を使ったパフェとぜんざいがお薦めだ。

　「かわりばんこほうじ茶パフェ」（１１００円）は、ほうじ茶のアイスとゼリーを主役に、バニラアイス、粒あん、豆乳プリン、グラノーラなど、さまざまな素材が〝かわりばんこ〟に詰め込まれている。グラスの中央と底には白玉も忍ばせ、一口ごとに味や食感が変化するのが楽しい。食べ応えがあるが、和風仕立てのため、後味がさっぱりとしていて心地よい余韻が残る。一方、「ほうじ茶栗ぜんざい」（９６８円）は、餅と栗の甘露煮が入ってそのままでも十分おいしいが、付属のほうじ茶をかけると、より一層、上品な風味が引き立つ。

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　同店を運営するプロントコーポレーション広報担当の廣木晴奈さん（３０）は「老舗が厳選したお茶の香りもスイーツから感じてもらえたら」と話している。

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2023年10月21日公開　｜　2023年10月21日神奈川新聞掲載

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