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産地直売 カーネーション
出荷時は鮮度を保つ工夫

  • 2016年4月7日 神奈川新聞掲載

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カーネーションの束を手にする、安西俊之さん
カーネーションの束を手にする、安西俊之さん

 5月の「母の日」に向け、出荷の最盛期を迎えるカーネーション。横浜市内のカーネーション生産農家は3軒のみ。そのうちの1軒、「和幸園芸」(横浜市泉区)では、50年ほど前からカーネーションを栽培する。現在は年間を通じ、カーネーションを育てている。また年末からバレンタインデーにかけてはストックを、夏にはトルコキキョウを出荷する。


栽培する、さまざまな品種のカーネーション
栽培する、さまざまな品種のカーネーション

 栽培するのは2代目の安西俊之さん(43)、美代さん(43)夫妻。住宅街の一角に建つ約730平方メートルの温室で、約10品種約1万本のカーネーションを育てている。中心となるは、茎の上部で枝分かれし、複数の花を付けるスプレー咲き。定番の赤やピンク、オレンジなど暖色系のはっきりした色はもちろん、最近はライムグリーンなどの淡い色合いや、赤、ピンク、白とグラデーションになったタイプも人気という。

 「花芽をそろえ、美しく咲かせるのが難しい」と安西さん夫妻。きれいなカーネーションにするための害虫対策、土の状態を維持する作業も欠かせないという。就農する12年前までは、花全般を扱う種苗会社に勤めていた俊之さん。作業を手伝う美代さんは当時の後輩で、「花作りのパートナーとしても心強いですね」と語る。


ピンクや赤、オレンジなど暖色系の色が人気という
ピンクや赤、オレンジなど暖色系の色が人気という

 育てた花を市場へ運ぶ時も心配りは忘れない。「切り取った花は、バケツに挿して持っていきます。お客さんに届くまで鮮度を保つことができるうえ、市場での見栄えもいいんです」(俊之さん)。

 10月から咲き始めるカーネーションを週に2、3回のペースで摘み取り、翌年の5月下旬まで市場に卸す。このほかJA横浜直営のハマッ子直売所「みなみ店」「南万騎が原店」でも販売する。4月下旬には、母の日向けの商品の出荷も検討している。 

■切り花を長持ちさせるポイント

・水は毎日入れ替える

・水の量は、切り口が浸る程度の少量でOK(水に触れている部分から、茎が傷むため)

★お薦め品

◇切り花「カーネーション」など1束350~400円

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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