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産地直売 野菜と蜂蜜
「固定種」の栽培に信念

  • 2016年5月26日 神奈川新聞掲載

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出川さんと巣箱。養蜂は10年ほど前から趣味で始めた
出川さんと巣箱。養蜂は10年ほど前から趣味で始めた

 横浜市神奈川区羽沢町の高台にある、「羽沢ファーム」。代表の出川宏幸さん(68)が、趣味で始めた家庭菜園が始まりだ。会社員時代から、50年近く家庭菜園を続けてきた。「食の安全」を考える中、農薬の不使用と人の手で交配していない「固定種」の野菜栽培に、信念を持って取り組んでいる。


セイヨウミツバチに覆われた巣枠を手に、蜂蜜のたまり具合を確認する出川さん
セイヨウミツバチに覆われた巣枠を手に、蜂蜜のたまり具合を確認する出川さん

 出川さんは養蜂も取り入れている。養蜂は10年前からで、ミツバチは農作物の受粉に一役買っている。「これも趣味の延長」と、笑う。近隣の農家から使っていない畑を借り、巣箱10~13箱を設置してセイヨウミツバチを飼育する。昨年春は50キロ、秋には30キロの蜂蜜を収穫した。5月中旬に始まった今春の収穫では、30キロほど採れたという。


巣にたまった琥珀(こはく)色の蜂蜜
巣にたまった琥珀(こはく)色の蜂蜜

 桜やアカシア、レンゲソウなど春は花の香りが強く、蜂蜜の口当たりは滑らか。収穫した蜂蜜は、加糖などの加工処理は行っていない。採蜜した時季などにより、味はもちろん、色や透明度が変わる。「自然のままの蜂蜜のおいしさは格別です」と出川さん。ハチのために一年中花は切らさず、畑の周りには色とりどりの花を植え、自然豊かな環境をつくっている。


ブルーベリー。5月中旬から色付くき始め、6月上旬には収穫できる
ブルーベリー。5月中旬から色付くき始め、6月上旬には収穫できる

 一方、約1650平方メートルの農園ではトマト、小松菜、トウモロコシなど20種以上の野菜を育てている。15年前からはブルーベリー栽培を開始。ハイブッシュ系、ラビットアイ系を中心に30品種以上、約500本を育てる。6月上旬から9月上旬には朝摘みのブルーベリーを直売する。出川さんは「多くの人に農作物本来の味を知ってほしい」と、研究、活動を続けている。

★お薦め品

◇横浜産純粋はちみつ

 200グラム入り1200円

 300グラム入り1800円

 450グラム入り2700円

◇ブルーベリー

 1キロ3千~4千円前後。少量のパック売りも用意する

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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