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産地直売 メロン
低コストで高品質目指す

  • 2016年7月7日 神奈川新聞掲載

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代表の林さんと「まちだシルクメロン」
代表の林さんと「まちだシルクメロン」

 東京都町田市内の中小企業の技術を生かし、メロンの栽培をする「まちだシルク農園」(同市)。新たな地域ブランドを作ろうと、町田商工会議所が中心となって10企業が連携し、2009年にプロジェクトがスタートした。かつて町田は、八王子と横浜を結ぶ「絹の道」の要所でもあった。町おこしの意味もあり、農園の名称に「シルク」という言葉を入れた。


まちだシルクメロン
まちだシルクメロン

 専門の果実栽培経験者がいない中、参加企業の専門知識を生かし、「町田式新農法」と名付けた水耕栽培に取り組んでいる。従来の農法では実現できなかった、糖度の高い高品質メロンを大量に収穫できる温室栽培システムを確立した。

 「通常は1株から1~4個程度を収穫しますが、町田式新農法では約60個のメロンがとれます」と代表の林大輔さん(62)。本業はエアーノズルや熱風発生機などの産業用機械製造会社社長で、これらの技術を栽培法の開発に生かしている。ほかにも参加企業の血圧測定やパソコンソフト開発などの技術が使われている。


温室内で育成中のメロン
温室内で育成中のメロン

 温室内の温度や培養液の濃度は自動管理で、レーンごとに発芽期をずらし一年中収穫ができる。棚に約4メートル四方に広がるつるにメロンがたわわに実る風景や、成育に合わせてレーン上を株が棚ごと移動する様子に驚く。授粉や日よけの袋掛けなどは人手によるが、栽培のシステム化により人件費を大幅に削減できるという。

 「低コストで高品質のメロンを作る」を合言葉に、試行錯誤して6年。今年から本格販売を始めた。町田土産として、贈答用に喜ばれるという。林さんはメロンを眺めながら、いろいろなアイデアが浮かぶという。「メロンアレルギーの人も食べられるメロンを思案中です」(林さん)。これからも栽培法の改良は続く。


ぽっぽ町田メロン販売
ぽっぽ町田メロン販売

★お薦め品

◇まちだシルクメロン・ブロンズ級 1個3240円

◇まちだシルクメロン・シルバー級 1個6480円

※季節により価格は変動する。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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