かながわの「今」を楽しむ神奈川新聞の情報サイトイマカナ

  1. ホーム
  2. 産地直売
  3. 切り口丸く柔らかい

産地直売 島オクラ
切り口丸く柔らかい

  • 2016年7月21日 神奈川新聞掲載

シェア・新聞購入ボタン

長沢貴弘さん(右)と妻の恵さん
長沢貴弘さん(右)と妻の恵さん

 三浦半島で唯一の島オクラ専門農家、長沢農園。代表の長沢貴弘さん(47)が島オクラづくりを始めたのは、2004年だ。三浦の温暖な気候と潮風が、沖縄県が主産地の島オクラづくりに合う環境だと考えた。「何よりもまず、味にほれ込んだんです」と長沢さん。一般的なオクラに比べて切り口は丸く、柔らかい。生食でも食べられ、甘みがある。


12センチほどに育つと収穫する
12センチほどに育つと収穫する

 当初は8軒の農家で作っていたという。しかし「いつのまにかうちだけになってしまいました」(長沢さん)。1年目は無事に実がなり、このまま順調にいくと思われた。しかし島オクラはとてもデリケート。強風で根が切れて傷口から菌が入り病気になるなど、3年目に全滅するトラブルが待ち受けていた。そんな中、土壌消毒や、肥料を与える回数やタイミングなど、一つ一つ研究を独自に重ねた。困難を乗り越え、「ここ3年でなんとか形になってきました」と長沢さんは話す。15年は、1・3ヘクタールの畑で10トンの島オクラを収穫した。


切り口が丸い、島オクラ
切り口が丸い、島オクラ

 4月ごろ、苗をビニールハウスで育て、5月に畑に定植する。かれんな花が咲いて花がポロッと取れると新芽が現れる。その後、12センチほどに育つと収穫時だ。梅雨が明ける7月から、9月末までが最盛期。朝5時から畑で収穫し、午後は丁寧に袋詰めをする。

 出荷作業を笑顔で支えるのが、妻の恵さん(43)。「温度が上がるとぐんぐん成長します。なので取りこぼしがないよう、雨の日でも立ったり座ったりの収穫作業が大変です」と恵さんは話す。しかし「おいしいので、絶対にやめたくないんです」とも。夏の疲れた胃を守ってくれる「ムチン」のねばねばが豊富な島オクラ。「おいしさをぜひ知ってほしいんです」と長沢夫妻は目を輝かせる。

★お薦め品

◇島オクラ 1袋(6~8本入り)200円。5袋から電話注文できる(送料は別途)。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


この記事に関連するタグ

シェア、または新聞を購入する

テーマ特集まとめ

Instagram

@imakana777

かながわの地域ニュースなら
「カナロコ」

「神奈川」の事件・事故、話題、高校野球をはじめとするスポーツなど幅広いローカルニュースを読むなら、地元新聞が運営するニュースサイト「カナロコ」がおすすめ。電子新聞が読めたり、便利なメルマガが届く有料会員もあります!

ニュースサイト「カナロコ」へ