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産地直売 地粉うどん
鍋に入れてもおいしいコシ

  • 2017年11月2日 神奈川新聞掲載

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山田さんが生産している緑米(10月下旬に収穫)
山田さんが生産している緑米(10月下旬に収穫)

 横浜市青葉区と東京都町田市に囲まれた飛び地、川崎市麻生区の岡上地区。水田や畑などのどかな田園風景が広がり、“川崎の原風景”ともいわれる。

 この地で、米や小麦、野菜を生産する山田邦夫さん(64)は「大のうどん好き」が高じ、自家栽培の小麦粉を使ったオリジナルの地粉うどん(乾麺)を5年ほど前に開発。6月に収穫した小麦を使った新物が、JAセレサ川崎直営の大型農産物直売所「セレサモス麻生店」に並び始めた。


地粉うどん
地粉うどん

 小麦は製麺の適性に優れる県の奨励品種「さとのそら」を採用。製粉・製麺は町田市の業者に依頼したもので、山田さんは「強いコシと喉越しの良さにこだわった。これからの季節、鍋に入れてもおいしいです」と勧める。

 またパン作りを楽しむ人たちに向けて、全粒粉(小麦全体をひいたもの)や、ふすま(小麦の表皮部分)も出荷し、人気を集めている。

 米は、昨年の食味ランキングで最高ランクの「特A」を獲得し話題となった「はるみ」と、全国でも生産量が少ない古代米「緑米」を栽培。11月末には同店に並ぶ予定だ。稲穂が濃い紫色の「緑米」は、従来のもち米よりも粘りが強く、甘みがあるのが特徴で、脱穀すると薄い緑色になる。白米に加えて炊飯(白米8に対し緑米2)すると、もちもちとした食感が楽しめる。

 一方、山田さんは川崎市内で生産される穀物への関心を高めてもらおうと、地元の小学生らを巻き込んだ「田んぼアート」にも取り組んでいる。田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲を組み合わせて植えることで、水田に巨大な絵を浮かび上がらせる。「こうした取り組みが食育を学ぶきっかけになればうれしい」と期待を寄せている。


JAセレサ川崎の創立20周年を祝う今年の田んぼアート。はるみと緑米で田んぼに文字を浮かび上がらせた
JAセレサ川崎の創立20周年を祝う今年の田んぼアート。はるみと緑米で田んぼに文字を浮かび上がらせた

★お薦め品

◇地粉うどん(乾麺) 250グラム250円

◇小麦粉 500グラム250円

◇全粒粉 400グラム400円

◇ふすま 400グラム100円


右から小麦粉、ふすま、全粒粉
右から小麦粉、ふすま、全粒粉

ここで買える

ファーマーズマーケットセレサモス麻生店

☆川崎市麻生区黒川172。小田急線黒川駅徒歩6分。午前10時~午後5時。水曜と年末年始休み。駐車場あり。電話044(989)5311。


セレサモス麻生店の外観
セレサモス麻生店の外観

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。価格などは変わっている場合があります。


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