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酉年の締めに味わう鶏料理③
ブランド鶏「かながわ鶏」、神奈川県畜産技術センターが開発 「香りよい」と料理人に好評
- 神奈川県畜産技術センター(海老名市)
- 2017年11月18日 神奈川新聞掲載
和洋中問わずさまざまな料理に登場し、食卓に欠かせない鶏肉。低カロリー高タンパクで、牛肉や豚肉よりも手頃な価格なのも魅力です。酉(とり)年の締めにぜひ食べておきたい、バラエティーに富んだ鶏料理を集めました。(3/6)

神奈川県畜産技術センター(海老名市)が約8年をかけて開発した、神奈川初となる食肉用のブランド鶏。肉のうま味に定評があるシャモ系の父鶏と、育てやすいサイズの「岡崎おうはん」の母鶏の掛け合わせで、かながわ肉用鶏推進委員会の倉迫豊さん(63)は「香りも良く、脂も甘みがあり上質。料理人からの評価も高い」と胸を張る。
同センターなどで生まれたひなを、決められた環境衛生基準を満たした県内の農場で90日以上飼育することが統一基準。現在、横浜や藤沢の農場など7軒で飼育され、本年度は2千羽、来年度は1万羽の供給を目指している。
一部の飲食店向けに昨年9月から出荷されてきたが、今年10月、横浜市中区の物産・観光プラザ「かながわ屋」で一般消費者向けの販売が始まった。あす19日、横浜赤レンガ倉庫・イベント広場で開かれる「かながわ畜産フードコレクション2017」では、スープや、グリルした鶏肉の試食も行われる。
☆かながわ肉用鶏推進委員会(県畜産会内)電話045(761)4191、ヒンジス地産品ショップ電話045(662)5568。
ここで買える
◆かながわ屋
横浜市中区山下町1、シルクセンター1階。みなとみらい線日本大通り駅徒歩3分。午前10時~午後6時。月曜休み。電話045(662)4113
☆半身パック(ささみ、むね、もも、手羽先、手羽元入り、約800グラム、冷凍)雄2400円、雌2千円。

ここで食べられる
◆親子丼…「卵菓屋」
(愛川町、電話046・281・6475)
◆焼き鳥…「たまや元町店」
(横浜市中区、電話045・274・0766)
畜産技術センター
住所 | 海老名市本郷3750 |
---|---|
アクセス | JR相模線・小田急小田原線・相模鉄道本線「海老名駅」下車、神奈中バス「長後駅西口行」にて約20分「畜産研究所」下車
|
電話 | 046-238-4056 |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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