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産地直売 タコ
歯応え十分、旬の味わい

  • 平敏丸(横須賀市)
  • 2018年6月21日 神奈川新聞掲載

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捕れたタコと関口義康さん
捕れたタコと関口義康さん

 午前4時、日の出とともに平敏丸(平野敏幸代表)で横須賀・佐島港から相模湾へ出港するのは、漁師の関口義康さん(38)。同8時には港に戻り、タコの加工作業に追われる。この日は400グラムほどの小ぶりのタコから1・3キロの型の良い物まで、合計約20杯が捕れた。昨年、一昨年と不漁だったが今年は好調。多い日は100杯ほどが捕れるという。

 佐島港の水揚げ量は県内でもトップクラス。暖かい黒潮の影響で、タコの餌となるアワビやサザエなどの貝類、イセエビなどの甲殻類が多く生息していることから上質なタコに成長する。「かながわブランド」にも登録されている。


ゆであがったタコ
ゆであがったタコ

 平敏丸では、籠漁でタコを捕る。捕ったタコは、互いが傷つけ合わないように一つ一つ大切に網袋で包んで直売所に運ぶ。

 直売所では、タコの目と目の間の急所に目抜きを打ち込んで生け締めにし、はらわたを取る。ゆでる前にぬめりを取り、塩でもみ込むのがタコの身を軟らかくするこつだ。

 身を引き締めたら、鮮やかな赤い色味が出るよう、温度を測りながら90度の緑茶で1~3分ゆでていく。湯でゆでるよりも緑茶の方が、タコの身は一層軟らかくなるという。

 こうして加工されたタコは、ようやく見慣れた鮮やかな小豆色になる。ここまですべて漁師の手作業だということに驚く。

 「タコは大人気で、地元のレストランや料理屋から注文がたくさん来る。足りないくらい」と代表の平野さん(47)は笑顔。ビタミンやミネラルもバランス良く含んだタコの身は、軟らかいのに歯応えもしっかり。塩気のあるさっぱりとした味わいは、これからの季節にぴったりだ。

 「ゆでたタコに、麺つゆを垂らし、刻んだ万能ネギをかけて食べるのがお薦め。新鮮な素材の味を生かしたシンプルな味付けが一番おいしい」と関口さんがレシピを教えてくれた。旬は5月初旬~8月中旬。一度は味わいたい。


直売所で販売しているタコのエラ
直売所で販売しているタコのエラ

お薦め品

  • 地ダコ 1000~3000円程度
  • スライスタコ 120グラム520円
  • タコのエラ 350円
  • 生タコは事前予約のみ

※入荷状況により異なる


平敏丸
平敏丸

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


平敏丸

住所 横須賀市佐島2の4の1
アクセス JR逗子駅・京急線新逗子駅からバスで佐島一丁目下車2分
電話 046(801)1443
営業時間 午前9時半~午後5時
定休日 年始のみ休み

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。


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