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産地直売 アスパラガス
川崎の農家・梅沢さんのアスパラガス

  • 農家の梅沢正廣さん(川崎市麻生区)
  • 2020年4月2日 神奈川新聞掲載

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アスパラガス「ウィンダム」
アスパラガス「ウィンダム」

アスパラガス「満味紫」
アスパラガス「満味紫」

 駅に近い住宅地の中にある50アールの畑で、農家4代目の梅沢正廣さん(69)が年間15種ほどの野菜を栽培している。

 今の時季はアスパラガスの収穫が始まり、グリーンアスパラの「ウィンダム」「太宝早生(たいほうわせ)」、紫アスパラの「満味(まんみ)紫」などを栽培している。30センチほどに成長した茎にはさみを入れると、切り口から水分がしたたるほどみずみずしい。「そのまま食べられるよ」と梅沢さん。筋が無く柔らかでジューシー、風味と香りが春を感じさせる。「最盛期は4月中旬から5月で、その頃は1日に10センチくらい伸びる。切り口から出る水分で手が水浸しになるよ」

 通常、アスパラガスの露地栽培は苗を植え付けて1~2年は株を育て、3年目から10年ほど収穫する。収穫2年目以降は病気にかかりやすく、虫や霜の被害もあって栽培が難しい。



 これらの難点に着目し、明治大学農学部の元木悟准教授らが開発したのが「採りっきり栽培」。その名の通り、毎年植えて全て収穫する、新しい栽培方法だ。霜の被害を防ぐため、通常より地中深くに苗を植えて栄養を蓄える丈夫な根を作る。葉のように見える「擬葉(ぎよう)」は高さ2メートルほどにもなるため、倒れないように支柱やネットで保護。秋に擬葉が黄化(おうか)すると根を残して刈り取り、翌年春に出る新芽のアスパラガスをすべて取り切る。

 川崎市麻生区の黒川地区では2017年、新たな特産品を目指してこの栽培方法を導入。栽培農家は当初の17軒2300株から、現在は市内約40軒6800株以上に増加。黒川産のみ「くろかわのアスパラガス」として販売している。

 梅沢さんは、農協を定年退職後に就農して9年目。「柔らかくておいしいアスパラを育てたい」と笑顔で話す。

採りっきり栽培


大きく育ったアスパラガスの株(写真提供・明治大学農学部)
大きく育ったアスパラガスの株(写真提供・明治大学農学部)

根は深さ1㍍、横1.5㍍以上に成長。蓄えられた養分でアスパラガスのサイズが決まる(写真提供・明治大学農学部)
根は深さ1㍍、横1.5㍍以上に成長。蓄えられた養分でアスパラガスのサイズが決まる(写真提供・明治大学農学部)

「採りっきり栽培」で苗を地中深くに植える専用の道具「ホーラー」
「採りっきり栽培」で苗を地中深くに植える専用の道具「ホーラー」

アスパラガスの苗
アスパラガスの苗

ここで買える


JAセレサ川崎大型農産物直売所「セレサモス」麻生店

住所 川崎市麻生区黒川172
アクセス 小田急線黒川駅徒歩6分
電話 044(989)5311
営業時間 午前10時~午後5時
定休日 水曜
公式HP https://www.jaceresa.or.jp/agri/ceresamos/
備考欄 駐車場あり

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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