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産地直売 カボチャ
カボチャの新品種 川崎・加藤農園のロロン ほくほくで甘さも上品

  • 加藤農園(川崎市高津区)
  • 2020年7月16日 神奈川新聞掲載

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 住宅に囲まれた約60アールの畑で、年間30種ほどの野菜を栽培している加藤農園(川崎市高津区)。加藤勉さん(65)は兼業農家として主に定番野菜を、長男の康平さん(36)はサラリーマンとして働きながら、畑の一角でロロンを栽培している。

 ロロンは2009年に生まれたカボチャの新品種。ユニークなラグビーボール形で、長さ20センチ、重さ2キロほど、きめ細かい舌触りと上品な甘さが特長だ。「粉質でほくほくしています。レーズンを加えたカボチャサラダやポタージュスープ、プリンなどがお薦め」と康平さんは話す。



 2月に種をまき、3月に定植して7月末頃まで出荷する。一般的な栽培時期より早めに作業し、暑い時期の虫や病気を予防。初めて栽培した昨年は多くの実を付けたが、形や大きさがふぞろいだった。今年は品質を上げるため、数メートルに延びるつるを剪定(せんてい)して着果数を減らし、実に栄養を行き渡らせた。傷つきやすい幼果の保護方法も改善。「まだまだ研究中です」と話すが、昨年よりもきれいなラグビーボール形に実り、味も良好だという。


ロロン(左)と、勉さんが栽培しているエビスカボチャ(中)、会津の伝統野菜である赤カボチャ(右)。旅行の際、道の駅や現地の直売所をチェックし、珍しい野菜の栽培に挑戦している
ロロン(左)と、勉さんが栽培しているエビスカボチャ(中)、会津の伝統野菜である赤カボチャ(右)。旅行の際、道の駅や現地の直売所をチェックし、珍しい野菜の栽培に挑戦している

 幼い頃から農作業を手伝っていたが、畑の一部を任されたのは2年前から。「一人でやると、気付くことが多い」と康平さん。「まめに手をかけていて、良いものが出来ている」と勉さんもほほ笑む。

 勉さんもサラリーマンを経て28年前に兼業農家になった経歴を持つ。循環型農業を目指し、近くに立つ2棟のマンションから出る野菜くずを集め、堆肥に利用するシステムを06年に構築。栽培した野菜を自宅直売所で販売し、好評を得てきた。3月からは新型コロナウイルスの影響で直売所は休止したが、マンション居住者を対象に500円と千円の「夏野菜詰め合わせセット」を宅配した。「近隣とのコミュニケーションが大事。早く直売所を再開したい」と待ち望んでいる。


2月に生まれたばかりの菜津美ちゃん(中央)と健太郎君
2月に生まれたばかりの菜津美ちゃん(中央)と健太郎君

お薦め品

◇ロロン 1/4カット 170円~

ここで買える


JAセレサ川崎ファーマーズマーケット セレサモス 宮前店

住所 川崎市宮前区宮崎2の1の4
アクセス 東急田園都市線宮崎台駅徒歩6分
電話 044(853)5011
営業時間 午前10時~午後3時(短縮営業中)
定休日 水曜

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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