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とれたて ハーブ専門農園
かながわハーブナーセリーが直売開始 多種多彩なハーブ苗やフレッシュハーブ

  • かながわハーブナーセリー(横浜市泉区)
  • 2021年3月4日 神奈川新聞掲載

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ハウスの中でハーブを説明している園主の笛木さん
ハウスの中でハーブを説明している園主の笛木さん

 風に乗って運ばれる、爽やかなハーブの香り-。

 多種多彩なハーブ苗やフレッシュハーブを生産する「かながわハーブナーセリー」が、今シーズンの直売を開始した。待ちわびた常連客が、園内を楽しそうに見て回り、お気に入りを選んでいく。


カレーの香りがする「カレープラント」
カレーの香りがする「カレープラント」

花と葉の両方からリンゴのような香りがする「ローマンカモミール」
花と葉の両方からリンゴのような香りがする「ローマンカモミール」

収穫体験のイメージ
収穫体験のイメージ

 「安心して口にしてもらい、ハーブの幅広い魅力を味わってほしい」と、園主の笛木英治さん(45)は農薬に一切頼ることなく、ハウスと露地の両方で栽培を行っている。病害虫の防除には、トウガラシの抽出液など天然由来のものを使い、環境に適したハーブを選定するため、あらゆる品種の栽培にチャレンジしてきた。

 現在は100種のハーブ苗と、60種のフレッシュハーブを生産し、料理人や教室主宰者らが県内各地から買いに訪れる。この日も、川崎市でハーブ教室を主宰する、すずきちえこさん(47)が訪問。「笛木さんが作るハーブは、香りが強くて長持ち」と魅力を伝える。コロナ禍に見舞われた昨年以降は、一般客も増えたという。“おうち時間”を豊かに過ごそうと、料理やインテリアにハーブを取り入れる動きが広まっているようだ。


最盛期の様子
最盛期の様子

 笛木さんがハーブの生産に着手したのは、20年ほど前。「当時、生産者が全国に数軒しかおらず、料理やお茶の材料としての可能性を感じた」。しかし、教えを請う人がいないため、「自分で育て、使う」を繰り返し、独学で知識を取得。その実体験から知り得た育て方や特徴、利用法を詳しく紹介し、それが厚い信頼と評判につながっている。

 最盛期は5~6月に迎え、4月下旬からは収穫体験を随時受け付ける。「販売するハーブ苗は、大きめの4号サイズで、育てやすく丈夫。ハーブのある暮らしを気軽に楽しんでほしい」と、笛木さんはすがすがしい表情で語った。

お薦め品

◇ハーブ苗
1ポット(4号12センチ)350円
直売は11月まで。


4月下旬から受け付けを開始する収穫体験の様子
4月下旬から受け付けを開始する収穫体験の様子

かながわハーブナーセリー

住所 横浜市泉区和泉町888
アクセス 横浜市営地下鉄下飯田駅徒歩16分
電話 090(1206)8665
営業時間 午前10時~午後4時
定休日 水・木曜
公式HP https://kanaherb.web.fc2.com/
備考欄 詳細は同園[HP]に掲載

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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