推し 【タブレット純】かながわ昭和歌謡波止場
ラジオと歌謡曲を愛してやまないタブレット純さんが、神奈川にまつわる昭和の歌謡曲についてつづります。

たぶれっと・じゅん 歌手・お笑い芸人。1974年相模原市緑区出身。幼少期から歌謡曲のとりこになり、学生時代は中古レコード収集・研究に没頭する。2002年から04年まで和田弘とマヒナスターズのメンバーとして活動。現在は寄席やお笑いライブに出演し、独自の「ムード歌謡漫談」で注目を集める。相模原市名誉観光親善大使。

きらめく名曲たちの「核」 皆さまこんにちは、タブレット純と申します。誰? 電子機器? とお思いの方も多いと思うのですが...

庶民の頰ぬらした少女の歌声 カトリック幼稚園の恩師が、いまだに僕のことを応援してくれています。ちょうど歌手になった2...

けむる街と大人の悲しい童話 言葉にしただけで、けむりがふっとゆらめく街。僕の中の本牧のイメージであります。〝モク〟と...

群青の海に導かれ 20代の頃、相模原は東林間のアパートで1人暮らしをしていました。お隣が小さな教会で、その神父さまが...

マリンブルーと優しい囁き 「ため息を一つつくごとに幸せが一つずつ消えて行くよ」。そんなことを言ったのは遠い日の恋人で...

酒場にあった生きた言葉 「歌詞は書き出しの2行で決まる」。作詞家・星野哲郎さんご自身がそう語られていたように、♪京都に...

道の始まりに思いはせる 「いずれ第二のマヒナをつくる予定もあるからな。そのつもりでがんばれよ」。こんな言葉を投げ掛け...

土着性感じるシティーポップ ♪生まれて来なければ よかったなんて 心が つぶやく日は 人ごみに背を向け 会いに行くのさ 懐か...

北鎌倉舞台の悲しい一人旅 近所の沼袋のお寺に、さだまさし? 田舎のお祭りに“美空ひはり来たる!”みたいなやつかと思わず濁...

心に染みる切ない恋の場面 全ての中で、一番好きな歌は? たまに質問されるのですが、ぼくは「ちいさい秋見つけた」と答える...

雨に濡れた2人の思い出 ♪雨が小粒の真珠なら 恋はピンクのバラの花… いきなり本題でない歌からで恐縮なのですが、これは橋...

隠れた純情描く 筒美サウンド 10月、「筒美京平マイ・コレクション」として、自分もお世話になっているコロムビアレコー...

球団のルーツ宿す熱い応援歌 芸人でありながら、キャッチフレーズは“生きながら死んでいる男”。こんなぼくなのですが、今ま...

ムード歌謡の父が生み出した名曲 ぼくのなかで石原裕次郎さんというと、ビルの谷間から夕陽突き刺す雑踏を、三つ揃(ぞろ)...

住民の思い乗せたはかない旋律 「また始まったよ!」小学2年の時でしたか、父自慢の家具調のステレオコンポ(義兄の遺品)...

舶来色の街浮かぶ 3分の映画 常に、頭のてっぺんから声が出ている人。回転寿司(すし)屋で「明太サラダ軍艦」を頼んだら「...

鎌倉で発見 〝回転木馬〟の足跡 タブレットとは、古くは鉄道用語において、金属状の円盤をさしたのだそうです。これは列車の...

愛への珠玉の回り道 度々、というか年に一回、出させていただいているクイズ番組がありまして、それも決まって新春一発目。...

和洋折衷の名曲 国民を魅了 前回の「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は、そのブームから勢い余って、いくつかのアンサーソ...

少年たちの魂に心寄せる 江ノ電が好きで、時折揺られに行くのですが、お天気の良い日には、ちょうど七里ケ浜あたりの車窓か...

〝はぐれ者〟たちに愛を込めて “ツッパリ”のツの字もない人生を送ってきました。アパートの部屋に掛けたツッパリ棒が、非力...

ハマのGSが歌う キラキラの海 レコードジャケットに“時空超えサイン”をいただくことをひそかな愉(たの)しみにしているぼく...

歌に描かれた 庶民が暮らす横浜 横浜というと、異国情緒あふれるモダンな街。海風に彩られた、爽やかでおしゃれなイメージば...

横浜港発の無国籍ソング ぼくの中で歌謡曲の魅力は、基本的にはすべて「無国籍感」に尽きる気がしています。それはたとえ「...
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