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冬の定番♡今夜はおでん
ひげでん本店(藤沢市)の熱々おでん 鶏がらベースで濃厚なうま味
- ひげでん本店(藤沢市)

店名の由来となった顎ひげの今は亡き、雨貝利康さんとフサヱさん夫妻が屋台店として創業。現在の場所に1964年の東京五輪を前に移転し店を構えた。周辺は当時、おでん店が軒を連ね〝おでんセンター〟とも呼ばれた。


鶏がらをベースに煮干しやかつお節などを使うだしは、しょうゆを一切使わず濃厚なうま味が特徴。九州出身のフサヱさんに由来するという。三代目の庸司さん(50)は、時代に合わせ手を加えながらも母の幸子さん、妻のよしみさんと、伝統の味を守り続ける。


おでんだねは30種ほど。季節ごとに厳選した素材を使い、下ごしらえにも手間を惜しまない。8時間かける大根はとろとろ。中でも「ひげでん」の焼き印が入った庸司さんの手作りだねは、どれもお薦め。厳選した丸ごとの具材を覆う練り物は濃厚なだしに合うように作り、中の具材のうま味を吸いぷりぷりと弾力があり歯切れがよく、他にはない食感に驚く。「だしを全部飲んでもらえると本望。昼と夜でだしの濃さが変わる。酒好きは夜。若い人にもたくさん来てもらいたい。まずはランチで」

ひげでん本店
住所 | 藤沢市辻堂東海岸4の3の23 |
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アクセス | JR辻堂駅からバスで辻堂海浜公園前下車すぐ
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電話 | 0466(34)8080 |
営業時間 | 午前11時半~午後2時L.O./午後5時~同8時半L.O. |
定休日 | 火・水曜 |
備考欄 | おでん110円~。テークアウト可能。店で活シメする新鮮な魚や湘南ハマグリなどの魚介も味わえる |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
2021年1月6日公開 | 2021年12月18日神奈川新聞掲載
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