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推し 鎌倉文士が親しんだ味
西御門サローネ(鎌倉市)の作家・里見弴が暮らした家 長編「安城家の兄弟」の舞台

  • 西御門サローネ(鎌倉市)

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入ってすぐのロビー。建築当時はスペイン風邪やコレラなどの伝染病が流行していたため窓が多く、明るく風通しのよい造りが特徴だ
入ってすぐのロビー。建築当時はスペイン風邪やコレラなどの伝染病が流行していたため窓が多く、明るく風通しのよい造りが特徴だ

 作家・里見弴が設計に携わり、暮らした家を開放している「西御門サローネ」。管理をする久恒利之さんは、里見が愛した建築の魅力や里見文学の面白さを伝えようと5月中旬ごろから公開日を週4日に広げ、レンタルスペースやシェアデスクなどにも活用する。

 1926(大正15)年に建てられ、築はおよそ100年。洋館風の邸宅から渡り廊下でつながった別棟の茶室もあり、長編「安城家の兄弟」の舞台となった。


庭には里見弴が愛した椿も。小説「椿」に書かれた花のモデルにもなった
庭には里見弴が愛した椿も。小説「椿」に書かれた花のモデルにもなった

 建築好きだったことでも知られる里見。設計では帝国ホテルを手掛けた建築家フランク・ロイド・ライトの影響を受けたとされており、「窓の雨どいからポーチに至るまで、里見弴のもの作りへのこだわりを随所に感じることができますよ」と久恒さんは話す。36(昭和11)年に里見が手放した後は米軍の接収後、ホテルとしても使われ、赤いじゅうたんがそのまま残されている。


公開日には手作りスコーンや紅茶などを提供。「短編の1つでも読みながら、ゆっくり過ごしてもらえたら」と呼び掛ける。
公開日には手作りスコーンや紅茶などを提供。「短編の1つでも読みながら、ゆっくり過ごしてもらえたら」と呼び掛ける。

 公開日には手作りスコーンや紅茶などを提供。「短編の1つでも読みながら、ゆっくり過ごしてもらえたら」と呼び掛ける。



2022年5月10日公開 | 2022年4月30日神奈川新聞掲載


西御門サローネ

住所 鎌倉市西御門1の19の3
アクセス 鎌倉駅からバスで大学前下車10分
電話 0467(23)7477
営業時間 木曜~日曜の午前10時~午後5時
公式HP https://nishimikado-salone.com/
備考欄 入館料500円

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

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