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「横浜ローザ」収益金の一部を寄付 ロシアによるウクライナ侵攻を受け五大路子さん
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、演劇を通して戦争の悲惨さを訴え続けている俳優の五大路子が２１日、在日ウクライナ大使館（東京）を訪れ、５月に上演した「横浜ローザ」の収益金の一部など４０万円を寄付した。
五大は自身が率いる演劇集団「横浜夢座」のメンバーらと、セルギー・コルスンスキー大使と面談。ＫＡＡＴ神奈川芸術劇場（横浜市中区）で上演した「横浜ローザ」の収益金の一部３０万円と、ロビーに設置した募金箱、五大と「横浜夢座」のスタッフからの寄付１０万円を合わせた計４０万円を、観客が折った千羽鶴と共に手渡した。
大使はウクライナから神奈川県内に避難している多くの人々を心配し、「その方たちの支援もお願いします」と話していたという。
五大は「大使は、戦争をテーマにした『横浜ローザ』のことも熱心に聞いてくださいました。一日も早く戦争が終結し、平和が訪れるよう、私たちも祈り続けたいと思います」と話した。
2022年6月29日公開 ｜ 2022年6月29日神奈川新聞掲載
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