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推し 愛でる味わう重陽の節句
菓寮 東照 本店(川崎市川崎区)の練り切り 花びらの形やグラデーションを繊細に表現

  • 菓寮 東照 本店(川崎市川崎区)

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花びらのピンクと白のグラデーションが美しい「重陽」と、黄色い菊に綿を乗せて香りを移す様を表現した「着せ綿」
花びらのピンクと白のグラデーションが美しい「重陽」と、黄色い菊に綿を乗せて香りを移す様を表現した「着せ綿」

 1913(大正2)年創業の老舗和菓子店。今の時季はキクの上生菓子を限定販売している。

 今年は「着せ綿」「重陽」(各350円)と、「鋏(はさみ)菊」(700円、数量限定)の3種。伝統の技術を駆使して作る和菓子は、花びらの形やグラデーションを繊細に表現。店や作り手により個性が出るため「比べるのも面白いですよ」と職人の赤津大樹さんは話す。


細工用のはさみ一本で全ての花びらを作る「鋏菊」。上部にのみ黄色い練り切りがちらりと見えるのがポイント
細工用のはさみ一本で全ての花びらを作る「鋏菊」。上部にのみ黄色い練り切りがちらりと見えるのがポイント

奈良茶飯は、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」で弥次さん喜多さんが食べて人気に。茶寮ではしじみ汁付きで提供している
奈良茶飯は、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」で弥次さん喜多さんが食べて人気に。茶寮ではしじみ汁付きで提供している

 店舗奥にある「茶寮 木の実」では、重陽の節句にぴったりの「奈良茶飯風おこわ」(756円)を提供している。

 江戸時代に川崎宿の茶屋「万年屋」で人気だった「奈良茶飯」を現代風にアレンジ。旧東海道沿いに立地する同店ならではの一品だ。

 栗の甘露煮や煎(い)り大豆、小豆を煎茶で蒸した塩味のおこわで、「アワともち米を一緒に蒸し上げ、よりもちもちとした食感になっています」と、取締役の岩瀬純己(じゅんこ)さん。

 ほのかな塩味と豆の風味、栗の甘みが上品なおいしさで、飽きの来ない味わい。旅人が好んだだけあり、腹持ちもばつぐんだ。



2022年9月10日公開 | 2022年9月3日神奈川新聞掲載


菓寮 東照 本店

住所 川崎市川崎区本町1の8の9
アクセス 京急線京急川崎駅徒歩5分
電話 044(244)5221
営業時間 午前9時~午後6時(日曜午後5時。茶寮 木の実L.O.は各閉店1時間前)
定休日 元日休み
公式HP http://www.tohteru.com/
備考欄 奈良茶飯はオンラインショップから購入可能(冷凍)

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

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