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ウチの看板猫 鵠沼伏見稲荷神社(藤沢市)
- 鵠沼伏見稲荷神社(藤沢市)

「湘南のお稲荷さん」として親しまれ、湘南新道沿いに建つ大きな鳥居が目印の「鵠沼伏見稲荷神社」。1943年に創設され、稲荷神社の総本宮・伏見稲荷大社(京都市)の分御霊が祭られている。
太鼓橋を渡って境内に入ると、看板猫で茶トラのコウタ(オス、10歳)に出合える。社務所のカウンターでくつろいだり、植木で爪を研いだりと、自由気ままな姿が愛らしい。

おとなしく人懐っこい性格で、なでても嫌がらず、大人から子どもまで人気だ。宮司の田村進さん(68)は「わざわざ会いに来る『コウタ君信者』が多い」と顔をほころばせる。
長女が勤務先の敷地内で生後2カ月ほどの子猫を連れて帰り、家族になった。田村さんを見かけると、うれしそうに駆け寄る。「一緒に就寝し、毎朝6時前の開門には必ずついてくる。寒いのは苦手だけれど、雪が降った日は楽しそうに遊んでいた」と田村さん。「かわいいコウタ君にぜひ会いに来てください」と呼びかける。

鵠沼伏見稲荷神社:藤沢市鵠沼海岸5の11の17。小田急線鵠沼海岸駅から徒歩12分。または藤沢駅・JR辻堂駅南口からバスで鵠沼車庫下車1分。電話0466(36)5803(午前9時~午後5時)。駐車場(12台)あり。
2023年2月18日公開 | 2023年2月18日神奈川新聞掲載
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