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飲食店
カフェバーと野菜工場〝合体〟 葉物野菜を無農薬栽培 FUN EAT MAKERS(川崎市中原区)
- FUN EAT MAKERS(川崎市中原区)

ガラス張りの店の正面にカウンター、奥にはLEDライトに照らされた葉が青々と茂る。2月にオープンした「FUN EAT MAKERS」(川崎市中原区)は、カフェバーに野菜工場を併設した飲食店だ。

無菌の工場で、無農薬で葉物野菜を栽培。食感や栄養価を考えた6種のベビーリーフが入った「ミックスリーフ」(100グラム540円)は自宅で洗わずに食ベることができ、驚くほど味が濃い。「光と湿度で成長をコントロールし、品質と作業効率を保っています」と、運営する「コネクトアラウンド」(東京都)の浅井司さんは話す。

カフェでは、スパイスが香るチキンの「カレープレート」(1210円)や、野菜たっぷりの「サラダプレート」(1100円)のほか、スムージーやアルコールを提供。野菜のおいしさをしっかり生かすため、メニューは料理人とともに開発している。

多様な人が働けるよう、試行錯誤の真っ最中だ。「障害者の雇用を増やし、農福連携を進めたい」。新しい地産地消が広がる。

FUN EAT MAKERS(ファン・イート・メイカーズ):川崎市中原区新城1の12の14。JR武蔵新城駅徒歩5分。 午前10時~午後5時(金曜午前11時~午後6時)。土・日曜休み。テイクアウトあり。電話044(400)2009。
2023年4月27日公開 | 2023年4月27日神奈川新聞掲載
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